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一休屋のおばさん:渡辺とし子の遺作織物 展

2023.05.01

新幹線開業に伴って一休屋は閉店、引退後は「手織り」に没頭。沢山の作品を残し昨年8月末に99歳で天寿を全う致しました。
「 1本の糸、僅かな布端からも作品が織れ自在に画が描ける 」 夢中で織り上げた遺作の数々をご覧いただき思い出してやって頂ければ幸いです。
遺族一同

一休屋のおばさん:渡辺とし子の遺作織物 展

●開催期間:2023年5月19日(金)~21日(日)  11:00~16:00
●場所:ギャラリー一進

●渡辺とし子:
70歳まで現役で軽井沢高校生が多い食堂自営 おおむね50歳以上の卒業生はほぼ皆さんが「一休屋のおばさん」と耳にすれば ご存じかと。
引退後 実家でその祖母が孫守をしながら続けていた機織りにトライしてみようと思い立ち小さく改良された近代機(はた)を購入。
みるみる上達して佐久美術協会美術展工芸部門に出展 「新人賞」受賞。
その後 デザイン、素材などに独創的な図柄や素材を取り入れ 「奨励賞」を2度受賞。
徐々に 下絵ナシで風景などを織り上げるようになり 文字や小物作成も亡夫の死後、徐々に認知症状が見え始め 画風が変わり描画に集中する様に・・。
一休屋のおばさん:渡辺とし子