ノノクラフト「色々の植物染」
“ノノクラフト”は、日本の伝統的染色手法と自然からの恵みを用いて、モノ作りをしています。糸や布を染め、縫い、手織り、手で紡ぎ、フエルトを造形し、という布の可能性を切り開いていく、その仕事を表現しています。
“ノノ”とは、京都北部の昔の言葉で“布、ヌノ”を意味しています。
自然材料による草木染は古来より世界中で行われてきました。しかしながら化学染料が主流の現在では、草木染の知恵や技法、色、そしてなによりその美しさそのもの、が忘れられそうになっています。そのような中で、ノノクラフトは日本の伝統的手法と材料で染色をしています。
染める繊維は自然素材で、麻、綿、絹、羊毛です。染料材料は、藍、茜の根、ログウッドの樹皮、クルミの皮、ざくろの皮、花没薬の花、えんじゅの蕾、などです。それらの植物はシルクロードを経て伝わってきたものや、日本古来のもので薬草でもあります。
一般的に“草木染”と聞くと暗い、重い色を想像されるかもしれません。しかしノノクラフトは、透明感のある綺麗な色を引き出すように制作しています。それらの色によって、身に着けたときにその人をより生き生きと美しく見える色でありますように。ノノクラフトの草木染の美しい色で、毎日を楽しくワクワクするきっかけをお渡しできたら、、、。
草木染のカラフルなショール、手描き模様のブラウス、草木染糸で刺繍したワンピース、柿渋染のバッグ、フエルト&シルクのスカーフ、糸やフエルトのアクセサリー、、、。新作をたくさん作ります。
皆様のお越しを、会場でお待ちしております♪
●場所:ギャラリー一進
●期間:2019年8月8日(木)〜12日(月)
●ノノクラフト
京都ポリテクニック(京都職業能力短期大学校近畿)染色技術科を卒業。京都の伝統的着物作家のアシスタント、インドのジャイプールにてインド藍やインド更紗の伝統的技術方法と工程を学ぶ。軽井沢にて工房を開設。展覧会は、東京、京都、横浜、長野、軽井沢など日本各地で行う。
アメリカ/ニューヨーク、ポートランドにて個展。
ライフワークとして、世界各国の伝統的染織工房を訪ね歩き、技術の習得やノウハウの交換、コラボレーションで作品作りを行う。
メキシコ、ペルー、アルゼンチン、スリランカ、フィンランド、ラトビア、エストニア、ブルガリアなど。
www.nonocraft.jp
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