第9回信濃追分ホンモノ市

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安藤雅浩展『水彩画で描くサン=テグジュペリの飛行機たち+空の機関車』

2018.08.24

サン=テグジュペリと彼の作品には、一貫して作者と飛行機との深い関わりがあります。サン=テグジュペリのファンとして、また飛行機好きとして、彼がいつどんな飛行機を操縦していたのか、一度それらを整理して、イラストや絵にまとめてみたいと思っていました。
彼が飛行機と関わった時代は、航空技術が急速に進化していく時でした。ヨーロッパの先進国はこぞって植民地の航空路線開拓を競いました。その中で、フランスは先頭を走っていました。それは冒険心に富む飛行士たちの驚くべき技量と情熱、そしてフランス独特の文化に支えられていたといってもよいでしょう。一方、それに反するように、フランスの航空産業は、古い体質から脱却できずに、飛行機の性能や生産システムの先進性は後退する局面にありました。米国の航空関係者が当時のフランスの航空機メーカーを視察して「前時代的」と報告しています。とはいえ、フランスの飛行機デザインに関していえば、なんと味のある「道具」的な機体が多かったことか。
日本のフランス文学研究者の中に、飛行機オタクの方がいらっしゃるどうかは分かりませんが、あまり語られる機会のないサン=テグジュペリの飛行機たちについて、行ったことも。見たこともない世界、サン=テグジュペリの作品のイメージを頼りに、彼の操縦した飛行機を描いてみました。

安藤雅浩展『水彩画で描くサン=テグジュペリの飛行機たち+空の機関車』

●安藤雅浩
小学生のころから教科書やノートの端っこに描いていた飛行機や船や創作乗り物のいたずら書きを、いまだに描き続けている全く成長しない男。
褻造業に勤めるかたわら、ライフワークで「MIYOTAAERO FACTORY (御代田航空機製造)」なる架空ののりもの工場をペースに創作活動に取り組んでいる。
青山学院大学機械工学部卒
米国アリゾナ州立大学芸術学部美術課卒