立原道造・隠れ家プロジェクト

1.小屋を建てる

「隠れ家プロジェクト」とは、日常の生活から抜け出して信濃追分で自由な時間を過ごせる「小さな小屋」を「信濃追分文化磁場油や(旧油屋旅館、以下「油や」)」の裏庭に設置する事業です。

立原道造・隠れ家プロジェクト中山道・追分宿の脇本陣「旧油屋旅館」は荒廃が進んでいましたが、2012年からNPO「油やプロジェクト」(以下「油やプロジェクト」)が中心となって補修を行い、建物「油や」、を拠点とした文化活動による町おこし活動を行っています。
2017年から「油やプロジェクト」の中心事業として、アート作家が「油や」に滞在し、アート作品を創作する「アーチスト・イン・レジデンス(以下「AIR事業」)」を開始しました。
「AIR事業」はスタートしましたが、「油や」がアート・クラフトなどの作家にとって創作活動を行う魅力ある場所・環境でもあるということはまだあまり知られていません。
そこで全国から作家が信州を訪れ、滞在して創作活動や自由な思索などを行う場として魅力ある地域であることを象徴する「小さな小屋」を設置してNPO活動をさらに情報発信し、油やプロジェクトの事業を発展させていこうという考えに至りました。
「小さな小屋」は、浅間山麓の地域としての魅力・特性をアピールするシンボルになります。
現在「油や」で行っている様々な展示、コンサート、「ホンモノ市」、古本市、骨董市などとの相乗効果で「油や」での文化活動をさらに進化させたいと思っています。

「立原道造と浅間山麓芸術家コロニイ」(追分流 VOL.2)「立原道造と浅間山麓芸術家コロニイ」
(追分流 VOL.2、PDF、4.8MB)

2.立原道造の紹介とコロニー構想の設計主旨

立原道造・隠れ家プロジェクト立原道造・隠れ家プロジェクト

資料提供:立原道造記念会

追分ゆかりの詩人・建築家でもあった立原道造は、浅間山麓に芸術家が集って住むという「浅間山麓に位する芸術家コロニイの建築群」構想をテーマとした東京大学卒業設計を残しています。
日本で有名な詩人、例えば中原中也や萩原朔太郎でも全集の発行は1回だけですが、立原道造は近年、筑摩書房から詩人としては異例の5度目の全集が発行され、2009年発行の第4巻に建築家としての全貌(文献・図面など)が収められています。

「小さな小屋」を設置する事業は追分ゆかりの詩人・建築家である立原道造の雄大な構想に着目した、浅間山麓の魅力を発信する企画であり、事業の発展に大きな推進力にしたいと思っています。

3.80年前の夢の実現とそれを求める現代のムーブ

立原道造・隠れ家プロジェクト

資料提供:立原道造記念会

若い世代あるいはシニア世代に、自然豊かな場所で暮らしたいというニーズが高まっています。 そして地方への移住や都会を脱出して、仕事場、保養の場として使う目的の隠れ家的な小さな小屋をもつことが夢であり、人気となっています。

隠れ家、小屋ブームとともに追分ゆかりの詩人であり建築家の立原道造が、浅間山麓に芸術家が集って住むという「浅間山麓に位する芸術家コロニイの建築群」構想の中で描いた「小さな小屋」も、最小限の住宅として、80年が経過した今注目が集まっています。

4.具体的な「隠れ家プロジェクト」

(時期)展示 2018年9月「隠れ家プロジェクト」がスタート
(場所)信濃追分文化磁場油や(旧油屋旅館)裏庭

  1. 「小さな小屋」は地域住民、保養客など「油や」来訪者に無料公開。
  2. 「小さな小屋」の設計は長野在住の建築家の広瀬毅氏。
  3. H29年に「立原道造の夢みた建築(鹿島出版会)」を出版した種田元晴氏のトークイベントを2018年10月27日(土)に開催。
  4. 「小さな小屋」は、その完成後はアート作家の作業場、作品の展示場所、「瞑想などの静かな空間」、仕事をする「働く場所」など、「隠れ家」として活用していきます。

5.隠れ家プロジェクトに参加しませんか!

「旧油屋旅館」には、夏になると多くの学生が勉学のために宿泊、昭和の時代には文士・知識人が滞在し作品を執筆したという歴史があります。その歴史があるがゆえに「旧油屋旅館」の建物は、地域の歴史遺産なのですが、単にその建物をハード資産として保存し昔のことを語るだけでは地域創生、賑わいの創出には繋がりません。
「旧油屋旅館」の歴史を現代にあてはめ、創作活動の場所として信州の魅力を伝えるソフト事業として活用して初めて地域の賑わい創出に繋がると思います。
立原道造と芸術家コロニイ構想は、地域の賑わいを創出するNPO「油やプロジェクト」をより多くの人に知ってもらうための象徴となる旗印です。
「AIR事業」の旗印事業である「隠れ家プロジェクト」は、アート・クラフトなど職人的な仕事に携わる人、またフリーで仕事を請け負う人などが、都会から浅間山麓を訪問し滞在して時間や場所に制限を受けず、インスピレーションを得ながら自由に時間を過ごす、創作活動を行うことを提案するというモデル事業であり、地域の賑わいを文化的活動で創出する発展性ある事業であると思っています。
「小さな小屋」の設置には大きな資金が必要ですが、実現すれば、多くの人に「油や」に来ていただき、本・アート・音楽などの作品展示を楽しみながら、小屋のなかで心豊かな時間を過ごす体験ができます。

皆様のご支援は、追分で創作活動をする若手作家の支援にも繋がります。どうぞよろしくお願いいたします。
なお、今般、NPO「油やプロジェクト」の広報誌「追分流」第2号を発行致しました。特集は「立原道造と浅間山麓芸術家コロニイ」です、その関連記事、寄稿文なども参考にしてください。どうぞよろしくお願い致します。

NPO「油やプロジェクト」一同

隠れ家プロジェクトの活動趣旨に賛同頂ける方は、できれば3000円以上の寄付のご協力をお願いする次第です。
寄付の方法ですが、①直接振り込み、②長野県みらいベースのサイトから、の2通りいずれかでお願いします。

①直接振り込みの場合

◇ゆうちょ銀行
(1)(ゆうちょ銀行の口座間振替の場合)
記号11170 番号 29002111
(2)(他行からの送金の場合)
店名:一一八(読み いちいちはち) 普通預金 口座番号29002111

口座名: 特定非営利活動法人油やプロジェクト

お問い合わせのページから、
郵便番号、ご住所、お名前(フリガナも)、電話、携帯、Eメール、
などの個人情報と「寄付の金額」の連絡お願いします。

NPO「油やプロジェクト」の広報誌「追分流」を進呈致します。
創刊号:追分とNPOの活動紹介
第2号:特集「立原道造と浅間山麓芸術家コロニイ」

②長野県みらいベースのサイトから
https://www.mirai-kikin.or.jp/products/detail.php?product_id=261

頂いた寄付金は、隠れ家プロジェクトの設置費用に充当致します。
皆様の「油やプロジェクト」へのご支援をいただきたく、どうぞよろしくお願いいたします。